第16回 第1節　社会人ITサッカーリーグの試合結果

第16回ITサッカーリーグが9月23日（土）、横浜FC東戸塚フットボールパークにて開幕した。昨年と同じくIKI、FM、DYM、JBS、FOCUS、USEの先端IT関連優良企業6社が参加し、優勝の栄光を懸けて熱い戦いが繰り広げられる。連覇を目指すDYMは大勝で好スタートを切り、昨年の雪辱に燃えるFOCUS、悲願の初優勝を狙うJBSも初戦を白星で飾った。

連覇を目指すDYMが貫録の勝利

序盤から攻勢に出たDYMが主導権を握った。3分にルーキーの小林がボール奪取から素早くゴールを奪うと、4分、11分に木本が追加点を挙げ、DYMが前半だけで3点のリードを奪う。後半開始早々にも小林がこの日2点目をマーク。終盤はDYMの足が止まり、IKIは一矢報いようと反撃したが決定力を欠いてスコアは動かず。前年度王者DYMが初戦を大勝で飾り、幸先の良いスタートを切った。

ピンチの後にチャンスあり

最終ラインからボールをつなぐJBSに対し、USEはロングボールを多用し鋭いカウンターで応戦。一進一退の攻防が続く中、後半にJBSの塩屋が自陣PA内で痛恨のファール。USEにPKを献上してしまうが、GK佐々木が見事にコースを読んで阻止。すると直後の47分、JBSがCKのチャンスを得ると、ゴール前に飛び込んだのは塩屋。汚名返上のヘディングシュートが決勝点となった。

前回得点王が面目躍如たる活躍

FMの山田がファーストシュートを放つと、対するFOCUSは衛藤が惜しいシュートで会場を沸かせ、両エースが序盤から存在感を発揮する。FMが押し気味に試合を進める中、先制点を奪ったのはFOCUS。40分、衛藤がドリブル突破から得意の形でネットを揺らした。終盤はFMの猛攻が続いたが、FOCUS守備陣は最後まで集中を切らさず、エースが奪った虎の子の1点を守り切った。