第16回 第6節　社会人ITサッカーリーグの試合結果

第16回ITサッカーリーグの順位決定戦が11月25日（土）、ZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREAにて行われた。第1試合、第2試合はともにリーグ戦順位で上位のFOCUSとDYMが勝利。そして、注目のJBSとUSEによる優勝決定戦は、激しい攻防の末にJBSが初優勝。JBSは昨季最下位という屈辱を晴らし、ITサッカーリーグ加盟5年目にして悲願を達成した。

守護神が勝利を引き寄せる

序盤からFMが好機を作るも、立ちはだかったのはFOCUSのGK村上。果敢な飛び出しと抜群の反応でFMにゴールを許さなかった。後半にFMにPKが与えられたが、ここでも村上が見事なシュートストップを見せた。ピンチを切り抜けると試合の流れは徐々にFOCUSへと傾き、55分、小川の強烈なミドルシュートが決まってこれが決勝点となり、FOCUSが5位でシーズンを終えた。

ミスを逃さないしたたかさ

試合が動いたのは前半の8分。IKIは右サイドから攻撃を展開し、福田の落としたボールに走り込んだ本田が右足を一閃。今季初ゴールで試合を動かした。先制後もIKIのペースで試合が進んだが、27分に落とし穴。クリアミスをDYMの片岡に突かれ、同点で後半に突入。すると後半は勢いを増したDYMのペースとなり、48分に澤田が追加点。昨季王者のDYMが逆転勝利で今季を締めくくった。

JBSが悲願の初優勝！

優勝決定戦は両者の熱い気持ちがぶつかり合い、球際では激しいデュエルが繰り広げられた。次第にJBSがボールを保持し主導権を握ると、9分、左サイドからのクロスを太田が巧みに合わせて先制点を奪取。35分には小坂が貴重な追加点を記録した。終盤はUSEのパワープレーに押し込まれる場面もあったが、高い集中力を保ち続けたJBSが逃げ切りに成功し、悲願の初優勝を飾った。