第18回 第1節　社会人ITサッカーリーグの試合結果

第18回ITサッカーリーグが9月21日（土）に開幕した。IKI、DYM、JBS、FOCUS、USEが昨年に続いて参加し、今大会からDell Technologiesが初参戦。先端IT関連優良企業6社による総当たりのリーグ戦が行われ、その後、順位決定戦を経て王者が決定する。第1節が開催された横浜FC東戸塚フットボールパークでは開会式も行われ、運営委員長を務める（株）ユー・エス・イーの髙野博好取締役から選手たちにエールが贈られた。髙野博好取締役のスピーチにもあったとおり、ITサッカーリーグはすべてのチームに優勝のチャンスがある。今大会も前回王者のUSEを中心に、熾烈な優勝争いが繰り広げられることだろう。

白熱の開幕戦はドロー決着

前半の9分、ロングパスに反応したIKIの清水雅が右足で蹴り込み、今大会初得点をマーク。DYMも29分に笠井が頭で決めて、前半は1-1で終了した。後半も一進一退の展開が続き、31分にIKIの清水悟が豪快なボレーシュートで勝ち越し点を奪うも、34分にDYMの立花が同点弾。その後も互いに攻め合ったが、シュートがポストに嫌われるなど追加点は生まれず、開幕戦は2-2のドローに終わった。

JBSが快勝スタート

2年ぶりの優勝を狙うJBSが立ち上がりから積極的な姿勢を見せ、開始2分に太田が先制点を奪う。出鼻をくじかれたDell Technologiesも徐々にペースを掴み、前線に人数をかけてゴールを狙ったが、JBS守備陣を崩し切れなかった。後半は運動量に勝るJBSが主導権を握り、途中出場の繁野、塩屋がゴールを奪って3-0の快勝。一方、ITサッカーリーグ初参戦のDell Technologiesは黒星スタートとなった。

連覇に向けて好発進

前回王者USEがいきなり5ゴールを奪い、貫禄を見せつけた。開始早々に森が先制点をマークすると、13分にキャプテンの佐々木が得意の左足ミドルで2点目。17分には藤牧がPKで3点目を奪った。後半に入っても攻撃の手を緩めないUSEは、FOCUSに反撃のチャンスすら与えず、崔と田村が追加点を奪い、大量得点で初戦を飾った。新加入の東らも軽快なプレーを見せるなど、王者USEに死角なし。