第18回 第3節　社会人ITサッカーリーグの試合結果

先端IT関連優良企業6社が争うITサッカーリーグの第3節が、北市川フットボールフィールドで行われた。JBS、DYM、USEの3チームが順当に勝利を挙げ、それぞれ勝ち点を7に伸ばした一方、DELL、FOCUSは3連敗。この結果により、優勝争いは勝ち点4のIKIを含む4チームに絞られた。得点ランキングに目を移すと、2試合連続でハットトリックを記録したDYMの笠井が、合計7得点で首位に立つ。USEの森も第3節でハットトリックを達成し、合計4得点で2位に浮上。ゴールを量産している笠井と森はともにルーキーで、新人王など各個人賞の争いにも注目が集まる。

攻守の歯車が噛み合ったJBSが完勝

勝ち点で並ぶ両チームの対戦は、JBSがボールを支配して試合が進んだ。JBSは最終ラインからのビルドアップで攻撃を組み立て、巧みにサイドのスペースを突いてチャンスを作ると、20分に太田、26分に小坂が得点し、前半のうちに2点のリードを奪う。後半も形勢は変わらず、44分にオーバーラップした小島が粘って追加点。JBSはその後もIKIに決定機を作らせず、完勝で勝ち点3をつかんだ。

絶好調の笠井が2試合連続ハットトリック！

DYMの1点リードで迎えた12分、FOCUSの勝村が相手DFのパスをカットして決定機を迎えたが、このチャンスを決められず、そのカウンターからDYMの笠井が自身2点目をゲット。試合の結果を大きく左右する一連のプレーだった。リードを広げたDYMは、好調の笠井が2試合連続となるハットトリックを達成したほか、後半に柳澤、柴田が追加点を挙げ、今季最多の5ゴールで2連勝を飾った。

USE強し！大量9ゴールでDELLを粉砕

開始早々の2分にUSEの前田が今季初得点でチームに先制点をもたらすと、森、向井がそれに続き、USEが前半だけで5ゴールを奪った。後半の序盤はDELLが盛り返したが、時間の経過とともに運動量が落ち、再び試合の流れがUSEに傾くと、安井、佐々木らが加点し、終わってみれば9-0の大差がついた。USEが今季2勝目を挙げた一方、DELLは開幕3連敗を喫し、優勝争いから脱落した。