第11回 ITフットサル One Day 大会の試合結果

11月11日、ミズノフットサルプラザ調布にて「第11回ITフットサルOneDay大会」が開催された。今大会は、ITサッカーリーグ所属のアイエックス・ナレッジ、日鉄ソリューションズ、日本ビジネスシステムズに加え、大会スポンサーのキリンビバレッジ、初参加組のTD-SYNNEX、セイコーソリューションズ、NTTコミュニケーションズなど15社が参加し、計16チームによって争われた。

開会式を終え、午前10時から始まった予選リーグは3ブロックに分かれ、1試合8分の総当たり戦で実施。今大会も女性のゴールは3得点、男性シニア選手（50歳以上）のゴールは2得点とする恒例のローカルルールが採用され、コートの上には老若男女、さらには海外にルーツを持つ選手がプレーする姿もあり、IT業界らしくダイバーシティを感じられる光景が広がった。

予選リーグを終えると、各ブロックの同順位ごとに分かれてA～Fの6ブロックで決勝リーグが行われた。予選リーグを首位通過したチームが集まる決勝リーグ・Aブロックは、日鉄ソリューションズ、スピンテクノロジー、NTTコミュニケーションズの3チームが総当たりで対戦し、2勝を挙げた日鉄ソリューションズが見事、優勝を勝ち取った。なお日鉄ソリューションズは今季のITサッカーリーグでも優勝を飾っており、2冠達成となった。

閉会式では、大会スポンサーであるキリンビバレッジの松原庸治氏がスピーチを行い、「私もいちプレーヤーとして参加し、後輩から接待パスをもらって（笑）、なんとか1点決めることができました。非常に白熱した試合が続き、皆さんにも楽しんでいただけたようで、とても良い大会になったと思います」と総括。その後、優勝した日鉄ソリューションズ、準優勝のスピンテクノロジー、3位のNTTコミュニケーションズにトロフィーと副賞（キリンビバレッジ、ミズノより贈呈）が渡され、決勝リーグ・各ブロックの1位チームにもキリンビバレッジ、ミズノより豪華賞品が贈られた。

チーム表彰の後には個人賞が発表され、大会MIP（Most Impressive Player）は決勝リーグ最終戦で決勝点を挙げた日鉄ソリューションズの矢野将伍選手が受賞。矢野選手は「決勝ゴールはフリーキックを譲ってもらったおかげ。無失点で優勝できたので、チームメイトのみんなに取らせてもらった賞だと思います」と仲間に感謝した。また今大会で最も輝いた女性プレーヤーに贈られるベストレディース賞には、DXコンサルティングの樋口真子選手が選出され、50歳以上のプレーヤーに贈られるベストシニア賞は、ユニリタの湊重明選手が受賞した。