第9回 第3節　社会人ITサッカーリーグの試合結果

激化する優勝争い。
早くも全勝チームが消える。

ITサッカーリーグ（先端IT関連優良企業7社により、総当たりで順位が争われるリーグ戦）の第3節が10月9日（土）、セントレジャーゴルフクラブ市原で開催された。一日中雨が降り続くあいにくの天気だったが、試合は注目のカードが目白押し。第1試合は開幕2連勝中のFMとITFが対戦し、勝ち点1を分け合った。続く第2試合では、昨年3位のIKIが同4位のFOCUSを撃破。また、連敗スタートとなったUSEとTEPSYS両者の試合は、USEが逆転勝ちで勝ち点3を手にしている。

勝ち点1を獲得も、連勝はストップ

開幕から2連勝と勢いに乗るFMとITF。勝てば唯一の3連勝で、優勝争いを1歩リードできるとあって試合は白熱した。しかし、FMは序盤から攻勢をかけるがITFの硬い守備を崩すことができず。ITFもチャンスは作るものの、得点には至らなかった。結局、試合はスコアレスのドロー。勝ち点1を分け合う形となった。

中盤を支配したIKIが初勝利

IKIは初戦となった前節で引き分けたものの、相手は強豪のFSI。チームの調子は悪くなかった。2連勝を狙うFOCUSに先制点を許し前半を折り返すが、後半は完全にIKIペース。45分に主将・大熊が鮮やかなミドルシュートを決めると、52分に逆転し試合を決めた。実力のあるチーム同士の対戦だけに、緊張感が漂い見応えのある内容だった。

USEに待望の勝ち点3。連敗をストップ

3連敗だけは避けたいUSEとTEPSYS両者の対戦。TEPSYSは15分に石松がゴールネットを揺らし先制。後半に入って攻勢をかけるUSEだったが、40分をすぎてもスコアは1－0。TEPSYSが初勝利へと近づいたかに思われたが、USEは44分に吉里のゴールで追いつくと、すぐさま逆転して今大会初勝利を決めた。