第11回 第1節　社会人ITサッカーリーグの試合結果

早くも波乱。第11回大会が開幕！

先端IT関連優良企業6社が参加し、総当たりのリーグ戦で順位が争われる「ITサッカーリーグ」が今年も開幕。悪天候により開幕が1週間遅れたものの、9月29日（土）のセントレジャーゴルフクラブ市原では、予定通り3試合が行われた。第1試合で03年以来の優勝を狙うIKIが、第2試合で前回王者のFOCUSがそれぞれ勝ち星をあげ、昨年の上位陣が順調なスタートを切った。この流れに、過去最多の優勝回数を誇るFSIも続くかと思われたが、USEが後半にあげた先制点を守り切り開幕白星を飾った。早くも波乱含みの展開となり、今後ますます目の離せない試合が続きそうだ。

3度目の優勝へ向け、IKIが快勝！

IKIが得意のパスサッカーで序盤から主導権を握るなか、ITFは前半18分、江頭のクロスに須藤がピタリと頭で合わせて先制点をあげる。しかし、IKIはこの失点で気を引き締め直すと、28分に同点に追いつき、前半終了直前には大熊のゴールで逆転。結局、後半にも2点を追加したIKIが、4-1の快勝で開幕好スタートを切った。

前回王者のFOCUSが白星発進！

前半9分に放ったFOCUS曽雌のシュートは、FMの選手に当たってコースが変わり、ゴールへと吸い込まれた。これで優位に立ったFOCUS。FMに攻め込まれる時間も少なくなかったが、何とか攻撃を跳ね返し続けると、試合終了間際には宮川がPKから追加点をあげて2-0。開幕戦を苦しみながらも、強敵FMから勝ち点３を獲得した。

集中力切れず。1点を守り切ったUSE

FSI優位と思われた試合だが、USEのねばりから前半を0-0で折り返す。すると後半7分、USEは途中出場の寒河江が、ゴール前で絶妙なラストパス。これを受けた前田がきっちり決めて先制点をあげると、最後まで集中力を切らさずにFSIの攻勢に耐えきった。昨年は勝ち星なしに終わったUSEが、今季の台風の目となるか。