第20回 第1節　社会人ITサッカーリーグの試合結果

第20回ITサッカーリーグが9月16日(土)、横浜FC東戸塚フットボールパークにて開幕した。今大会はアイエックス・ナレッジ株式会社(IKI)、株式会社DYM、日鉄ソリューションズ株式会社(NSSOL)、日本ビジネスシステムズ株式会社(JBS)の4チームが参加し、総当たりの予選リーグを経て、決勝トーナメントで最終順位が決定する。開会式では、大会会長を務めるDYMの川上敏和選手兼監督が「20周年を迎えた記念すべき大会ですので、一緒に盛り上げていきましょう」と呼びかけ、今年もIT関連企業による熱い戦いがスタートした。

豪快なシュートの応酬

DYMとJBSによる開幕戦は豪快な一撃で試合が動く。7分、DYMが敵陣で直接FKを得ると、相手ゴールまで約25メートルの位置から立花が弾丸シュートを突き刺し、今大会の第1号ゴールを奪った。先制されたJBSも負けじと反撃し、28分に粕谷の巧みなゴールで同点に追いつくと、53分には木下が相手GKの意表を突くロングシュートを決めて逆転に成功。接戦を制したJBSが白星スタートを切った。

連覇に向けて好発進

前回王者のNSSOLが序盤からボールを支配し、両サイドを使った大きな展開でチャンスを作るも、IKIが集中した守りでゴールを許さず0-0のまま前半が終了。後半もIKIの粘り強い守備が光ったが、飲水タイムの直後、NSSOLが一瞬の隙を見逃さず、長谷川からのスルーパスに抜け出した徳永がGKとの1対1を制して決勝点をマーク。連覇を狙うNSSOLが苦しみながらも勝利をつかみ取った。