第18回 第5節　社会人ITサッカーリーグの試合結果

11月16日、フクダ電子フィールドで第18回ITサッカーリーグの第5節が開催され、総当たりのリーグ戦の全日程を終えた。第1試合はDELLとFOCUSが対戦し、攻撃陣が爆発したDELLが今季初勝利を飾った。続く第2試合も大差が開き、USEがIKIに7-0で完勝。前回王者のUSEが自力でリーグ戦首位をつかみ、昨年に続いて無敗でリーグ戦を終えた。第3試合は、DYMとJBSが優勝決定戦（リーグ戦1位vs2位）への出場権を懸けて激突。戦前の予想通り拮抗した展開となったが、後半に1点を奪ったDYMが勝利し、JBSを抜いて2位となった。9月末から行われてきたリーグ戦はこの日で終了し、11月23日に開催される順位決定戦を経て、今季の最終順位が決まる。

DELLがリーグ初勝利！

今季初勝利を目指す両チームの対戦は、前半6分にDELLが先制。FOCUSのCKをはね返し、一気にカウンターで抜け出した西田が冷静にシュートを流し込んだ。波に乗った西田は29分、42分にもゴールを決めてハットトリックを達成すると、さらに47分にもネットを揺らし、1試合4ゴールの大活躍。西田を筆頭に攻撃陣が爆発したDELLが大量7ゴールを奪い、ITサッカーリーグ初白星を挙げた。

王者が無敗で首位突破

開始早々の3分にUSEが相手のオウンゴールで先制すると、14分にはチーム得点王の森が今季5得点目を記録してリードを広げる。その後も次々にゴールを奪い、前半だけで5-0の大差をつけた。後半に入ってもUSEが一方的に攻め立て、途中出場の細川、前田が追加点をマーク。IKIに反撃の機会すら与えず、リーグ戦最終節でも強さを示した前回王者が、連覇に向けて弾みをつけた。

DYMが直接対決を制す

優勝決定戦への出場権を懸けた2位JBSと3位DYMの直接対決は、前半から互いに長所を出しながら攻め合い、見応えのあるゲームが展開された。スコアレスで折り返した後半はさらに攻撃のギアが上がり、得点への期待が高まる中、均衡を破ったのはDYM。42分、左サイドから崩し、最後はゴール前でフリーとなった森が蹴り込んだ。結局これが決勝点となり、直接対決を制したDYMが2位となった。