第14回 第4節　社会人ITサッカーリーグの試合結果

3連勝のJBSが首位浮上

11月14日（土）に開催されたITサッカーリーグの第4節。この日は生憎の空模様となったが、優勝争いへの生き残りを懸け、熱い戦いが繰り広げられた。第1試合、上位進出に向けて勝ち点を落とせないFM（エフ・エム）が、FOCUS（フォーカスシステムズ）を5－0で下し2連勝を飾る。第2試合に登場したJBS（日本ビジネスシステムズ）も負けじとDYMを相手に大勝を飾り、チーム初の3連勝で首位に浮上した。勝ち点で並ぶIKI（アイエックス・ナレッジ）とUSE（ユー・エス・イー）の上位対決となった第3試合は、USEが逆転で勝利し、常勝軍団の復活を印象づけた。

チーム最年長の片山がITリーグ初得点

開始直後から見せたFMの攻撃的な姿勢はさっそく実を結び、3分、牧野のクロスから中村が冷静に流し込み先制点を奪取。前半ロスタイムには牧野がドリブルで持ち上がり、最後は豪快に突き刺して追加点を奪った。FMは後半に入っても攻撃の手を緩めず、34分、47分に山田がネットを揺らす。試合終了間際には途中出場の片山に初ゴールが生まれ、FMが5点差をつけてFOCUSに完勝した。

JBSがチーム初の3連勝を飾る

ゴール前に人を固めるDYMに対して攻めあぐねるJBSだったが、11分、小坂のシュートのこぼれ球を上田が押し込み均衡を破る。すると直後の12分には相馬が追加点。16分に小坂が技ありのシュートで3点目を決め、26分には相手DFのオウンゴールで4点目。後半にも鈴木、伊藤がゴールを挙げ、JBSは今季最多の6得点で勝利し、チーム初の3連勝となった。

常勝軍団USEが逆転勝利

上位対決の先手を取ったのはIKI。18分、スペースに抜け出した清水がGKの鼻先で触り先制点を奪う。対するUSEも28分、辻からのパスを受けた田中宏が絶妙なコントロールから冷静にシュートを流し込み、試合を振り出しに戻した。その後はUSEが徐々にIKIを押し込んでいくと、37分、CKから最後は前田が押し込み逆転に成功。そのまま逃げ切ったUSEが勝ち点3を手にした。