第18回 第4節　社会人ITサッカーリーグの試合結果

10月26日、先端IT関連優良企業6社によるITサッカーリーグの第4節が開催された。リーグ戦は終盤を迎える中、勝ち点で並ぶUSEとDYMが激突した第1試合は、USEが虎の子の1点を守り抜いて勝利。今季一番の山場を乗り越えた前回王者USEが、首位をがっちりとキープした。続く第2試合、第3試合はともにドローに終わり、JBSとIKIが勝ち点を伸ばせなかった一方、FOCUSとDELLは今季初の勝ち点を獲得。この結果、優勝争いはUSE、JBS、DYMの上位3チームに絞られ、USEは優勝決定戦に進む2位以上が確定した。

白熱の首位攻防戦！

1位と2位の直接対決は、開始直後から攻守が目まぐるしく入れ替わる好ゲームとなった。均衡状態が続く中、先に試合を動かしたのはUSE。相手の僅かな隙を見逃さず、中央突破から向井がネットを揺らした。そこから試合はオープンな展開となり、負けられないDYMは高さを生かしたパワープレーで何度もゴール前に迫ったが、USEが堅い守備で跳ね返し、首位攻防戦はUSEに軍配が上がった。

FOCUS守護神が好守連発

序盤から攻勢を仕掛けたJBSが27分にPKを獲得し、ようやく先制点を奪ったが、直後のセットプレーでOGを喫して同点に。後半もJBSが一方的に攻め込んだものの、FOCUSのGK三森のファインセーブに阻まれ、またシュートがクロスバーに嫌われるなど運にも見放された。シュート数は12対1とJBSが圧倒するも、守備陣の踏ん張りで1失点に抑えたFOCUSが今季初の勝ち点をつかんだ。

粘ったDELLが初勝ち点

17分に村関が先制点をマークし、21分には谷村が追加点。IKIが前半のうちに2点のリードを奪い、勝利をほぼ手中に収めたかに見えたが、ここからDELLが猛反撃を開始する。27分に南出が1点を返すと、後半は終始DELLのペースで進み、そして終了間際の58分、小川がゴール前で粘り、パスを受けた西口が押し込んで2点目。最後まで諦めなかったDELLが土壇場で追いつき、ドローに持ち込んだ。