第18回 第2節　社会人ITサッカーリーグの試合結果

9月28日（土）、東戸塚フットボールパークにて第18回ITサッカーリーグの第2節が行われた。夏を思わせる日差しと暑さの中でキックオフを迎えた第1試合は、昨年の1位USEと2位JBSが対戦。結果はドローに終わったが、前後半を通してインテンシティーの高い攻防が繰り広げられた。第2試合はIKIがFOCUSに競り勝ち、第3試合は笠井のハットトリックなどでDYMが快勝。今季からITサッカーリーグに参入したDELLの初勝利は次節以降にお預けとなった。第2節を終えて、USE、JBS、IKI、DYMの4チームが勝ち点4で並んでいる。

優勝候補同士が激突

昨年の優勝決定戦の再戦となった第1試合は、序盤からハイテンポで試合が進み、意地と意地がぶつかり合った。試合が動いたのは後半。繁野の弾丸シュートがゴールに吸い込まれて33分にJBSが先制するも、36分にUSE安井のシュートが相手のOGを誘い、試合は振り出しに戻る。そこから試合はさらに過熱し、互いにチャンスを作ったがGKのファインセーブなどもあって1-1のまま終了した。

クリーンシートで初勝利

前半はこう着状態が続いたが、30分にIKIの村関がPA内で倒されてPKを獲得。これを村関が自ら沈めてIKIが先制すると、エンドを変えた後半、福田が正確なコントロールショットを決めてリードを2点に広げた。FOCUSも一矢報いようと最後まであきらめず、試合終了間際には小池のクロスに坂野が頭で合わせるも、シュートを枠に飛ばせなかった。IKIはクリーンシートで初勝利を飾った。

今季初のハットトリック

ピッチを広く使い、ダイナミックな攻撃を仕掛けたDYMが15分に先制。左サイドの本山がドリブルで仕掛け、豪快なシュートを突き刺した。後半もDYMが主導権を握り、笠井の追加点でリードを2点に。その後、DELLに1点差に迫られるも、好調の笠井が42分、55分にネットを揺らしてハットトリックを達成し、相手を突き放した。60分にDELLが2点目を決めたが及ばず、DYMが勝ち点3をつかんだ。