先端IT関連優良企業7社が参加した「第31回IPI軟式野球リーグ大会」の年間表彰式が11月28日、虎ノ門ヒルズ・Lucy’s CAFE & DININGで開催された。当日はサッカー、フットサル、テニス、バスケット、懇親ゴルフ、チャリティ駅伝などIT SPORTS LEAGUE各種目に参加した選手、関係者が集い、競技や企業の壁を超えて互いの健闘をたたえ合った。
冒頭の挨拶では、IT SPORTS LEAGUE大熊克美理事長(株式会社SRAホールディングス代表取締役社長)がマイクの前に立ち、「このITスポーツリーグは1991年に発足しました。30年以上の年月が経ちましたが、IT業界で言えば、インターネットの普及やWindows 95が出てくる前のことです。当時のIT業界はまだ知名度が低く、発足当時のメンバーの思いは、IT SPORTS LEAGUEを通してプレゼンスを高め、社会に貢献していきたいという思いでした。今日はそうやってIT業界の発展に貢献していただいた方々の表彰式です」と選手たちを労った。
優勝したJBSの(左から)峯岸健太運営委員、石黒允規主将、平井誠治監督
準優勝したESCOの(左から)入江利道監督、鈴木美暁
表彰式では、優勝の栄冠に輝いたJBS(日本ビジネスシステムズ株式会社)、準優勝のESCO(ウチダエスコ株式会社)、第三位のIKI(アイエックス・ナレッジ株式会社)の監督と代表選手がステージに登壇し、トロフィなどを受け取った。大熊理事長から優勝旗を手渡されたJBSの平井誠治監督は、「選手たちの頑張りのおかげで念願の初優勝を飾ることができました。こんな素敵なステージに立てることを含めて、最高にうれしい気分です」と喜びを語り、「来シーズンも今年以上に厳しい練習を重ねて、連覇を達成したいと思います」と来年への抱負を口にした。
ベストナインなど個人表彰では、大混戦だった今シーズンを象徴するように様々なチームの選手名が読み上げられた。新人王は安打数7、打率4割6分6厘、打点3、本塁打1と申し分のない成績を収めたESCOの根本隼太朗選手が受賞。そして栄えあるMVPは、首位打者(打率5割2分9厘)、最多安打(9安打)、最多打点(9打点)、最多本塁打(2本)と打撃タイトルを総なめにしたIKIの堀江啓佑選手が受賞した。大会史上初となる打撃4冠の快挙を達成した堀江選手は「チームの力になれて良かった。来年は、今年よりも良い成績を取りたい」と笑顔で記念品を受け取り、さらなる活躍を誓った。
MVP賞は大会史上初の快挙、打撃4冠を達成する大活躍のIKI堀江啓佑選手
2023年度「個人タイトル」獲得された選手(及び代理)