第22回 IPI 優勝決定戦 社会人IT軟式野球リーグの試合結果
第22回 IPI 優勝決定戦2012.11.10(土)大宮けんぽグラウンド
第22回 IPI軟式野球リーグ 優勝決定戦
先端IT関連優良企業13社が優勝の栄冠を目指すIPI軟式野球リーグ第22回大会優勝決定戦が11月10日、爽やかな秋晴れのさいたま市の大宮けんぽグラウンドで行われた。最終の西武ドーム戦に勝利し、ともにリーグ戦を全勝で終えたUSEとDTSの熱戦は、序盤から優勢に立ったDTSが、初優勝に一丸で向かうUESを退け、歓喜の優勝を果たし、長いシーズンを終えた。
DTSが先制、最後までリードを守り、最終回に決定打でUSEの悲願を粉砕!
USE、追う展開に焦り……最後に力尽きる
泣いても笑っても最後、栄光の優勝がかかった大切なゲーム。目に見えない重圧、緊張感が漂う中、先攻のDTSがUSE先発・山見の立ち上がりを攻めた。先頭の古吟が四球で出塁すると阿久津が続き、なおも尾利そして吉岡の二塁打で3点を先制、USEの出鼻を挫いた。さらにDTSは二回にも1点を追加し、前半で主導権を握る理想的な展開に持ち込んだ。一回、二回とDTS仲宗根に抑えられていたUSEは三回裏に反撃。一死から曽根が四球で歩き、続く竹内が凡退して二死となった後、杉村、弦巻の連続安打で2点を返した。この勢いで同点、一気に逆転したいUSEだったが、仲宗根は四、五回を3人ずつで討ち取る完璧な投球で反撃を許さない。一方、さらに突き放したいDTS打線も三回以降、立ち直った山見の前に追加点を奪えず、わずか2点差のまま迎えた最終回、DTSはこの回先頭の古吟が安打で出塁すると、二死から尾利が二塁打、続く久保田が四球で歩くと吉岡が右中間へ三塁打を放って決定的な4点を奪って決着。DTSが長い大会を有終の美で締め、歓喜の優勝を手にした。
優勝
DTS監督 増田 尚行 インタビュー
見事優勝を果たし宙に舞ったDTS増田監督は、
「久々過ぎて優勝の実感を忘れそうでした(笑)。
大会中は一戦必勝を合言葉に、ひとつひとつの試合を大切に積み重ねたことで
全試合を無敗で勝利することができました。
」と喜びを語った。
次回大会に向けては、「今回の結果に驕ることなく、DTSの野球を実践するのみです。今後はも全力で頑張ります。」と答えてくれた。
撮影/山田 高央
第22回IPI大会を準優勝で終えたUSE。今大会を大いに盛り上げる活躍を見せた。
準優勝となったUSE。序盤は接戦となり、緊迫した試合展開も最後は点差をつけられ惜しくも優勝を逃したが、今大会を最終戦まで緊張感ある大会にする活躍を見せた。
準優勝
USE監督 藤城 和明 インタビュー
準優勝のUSE藤城監督は、
「新戦力もなく今までのメンバーで準優勝できたことは選手の自信に
なったと思います。
シーズンを通して、USEらしい粘り強い野球ができました。」
「優勝決定戦を含めた全11戦で学んだ反省を生かし、更に力をつけて来期は優勝を勝ち取りたいと思います。」と答えてくれた。
撮影/山田 高央
◆11.10(Sat)大宮けんぽグラウンド:優勝決定戦 DTS vs USE
チーム |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
計 |
DTS |
3 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4 |
8 |
USE |
0 |
0 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
2 |