第27回 第1日 社会人IT軟式野球リーグの試合結果
第27回 第1日 2017.06.03(土) 大宮けんぽグラウンド
先端IT関連優良企業12社が優勝の栄冠を目指す第27回IPI軟式野球リーグ大会1日目が、6月3日(土)、快晴の中、さいたま市の大宮けんぽグラウンドで行われた。三連覇を狙うUSE、昨年の雪辱に燃えるDTS、JECC、IKI、FM、SOLKが開幕戦を制し、幸先の良いスタートを切った。
●開会式
爽やかな快晴が広がる野球日和の中、第27回IPI軟式野球リーグ開会式が行われた。株式会社エフ・エム中山誠代表取締役社長が開会式の挨拶を行い、選手たちを激励。また、開会式後に行われたオープニングマッチの始球式では、見事なストライク送球を披露。リーグ開幕に華を添えた。
●FM阿部健太主将が選手宣誓
選手宣誓を行ったのは、株式会社エフ・エムの阿部健太主将。「日頃の練習の成果を十分に発揮し、一球入魂・全力・集中で正々堂々最後まで戦うことを誓います」と力強い宣誓。決勝の舞台ZOZOマリンスタジアムを目指し、全12チームがしのぎを削る白熱のリーグ戦が始まった。
SOLK 5回に12人6安打の猛攻
FSAS先発山中の前に2回まで無安打で抑えられていたSOLKだが、3回に 上原がチーム初ヒットとなる2ベースを放つ。その後、関根の内野ゴロの間にホームインして、SOLKが先制。FSASは4回にヒットで出塁した神田が、送球エラーの間に生還し同点に追いついた。息を呑む投手戦が続いたが、5回に試合が大きく動く。SOLKが打者12人6安打の猛攻をみせ、一挙8得点。9対1でSOLKの勝利となった。
FM 仲尾 攻守に渡ってチームに貢献
初回、ESCO先頭の小西がレフト前ヒットで出塁。すかさず盗塁をしかけるも、FM仲尾が見事な送球でこれを阻止。立ち上がりを0点で抑える。するとその裏、1アウト2塁からFM仲尾がライト前ヒットを放ち1点先制。「扇の要」が、初回から攻守に渡って存在感を発揮した。FMはその後も順調に得点を重ね、11対3で快勝。開幕を白星で飾った。初回から劣勢となったESCOだが、小西がホームランを放つなど3安打猛打賞。孤軍奮闘の活躍をみせた。
3本のホームランが飛び出す乱打戦
初回、3番青木の2ランホームランでDTSが先制。3回にも黒川が2ランを放ち、試合を有利に進める。その裏、5点を追うTDIは四球でランナーをため満塁のチャンスを作るが、2点止まりとなり逆転ならず。4回に松本がソロホームランを放つも、反撃はここまで。両チーム合わせて3本のホームランが飛び出した乱打戦は、8対3でDTSの勝利となった。
USE曽根 3安打に抑える快投
2回、USEは制球に苦しむJBS先発上原を一気に攻め立てた。3つの四死球と大間のヒットなどで3点を先制。一方、JBSはUSEの先発曽根を打ち崩すことができず、5回まで散発の3安打。6回にフォアボールから1点を返したものの、2番手穴井からもヒットを奪えず最終回も無得点。投打が噛み合ったUSEは、4回と6回にも追加点を挙げ6対1で勝利。貫禄の白星スタートとなった。
IKI 上釜 7奪三振を奪う好投
初回、SRAは先頭の並木がショートへの内野安打で出塁、2番の溝辺が2ベースを放ち効率よく先制する。しかし、IKIは小野(剛)のソロホームランや小野(真)の2ベースなどですぐさま逆転。2回にも5点を挙げ大量リードとする。IKI先発の上釜は、ヒットを打たれるも要所を締めるピッチングで、5回を投げ5安打2失点7奪三振の好投。一方のSRAは、先発の橋本が制球に苦しみ、9つの四死球を与え10失点。両先発の結果は対照的なものとなってしまった。
3投手の継投で逃げ切るJECC
1回、死球で出たランナーを4番稗田がレフト前ヒットで返し、SCSKが幸先よく先制。しかし、2回に4本のヒットと2つの失策から3点を挙げJECCが逆転に成功する。5回にも打者一巡6安打の猛攻で8得点を挙げ、大差をつけた。最終回、ここまで好投を続けたJECC2番手の中村が3連続フォアボールを与えたところで降板。急遽マウンドに上がった並木は、犠牲フライで1点を失うも、後続をピシャリと抑えゲームセット。12対6でJECCの勝利となった。