第27回 第2日 社会人IT軟式野球リーグの試合結果
第27回 第2日 2017.06.10(土) 大宮けんぽグラウンド
先端IT関連優良企業12社が優勝の栄冠を目指す第27回IPI軟式野球リーグ大会2日目が、6月10日(土)、さいたま市の大宮けんぽグラウンドで行われた。30℃を超える夏日の中、初日に続いて好ゲームの連続。JECC、SOLK、DTS、USEが開幕から二連勝。ESCO、SRA、SCSK、TDIが手痛い連敗となった。
USE 谷本 苦しみながらも今季初勝利
王者USEは初回、四球と3本の安打で3点を先制。今季初登板のエース谷本には十分な援護と思われたが、2回にIKIが3安打で1点を返すなど接戦を予感させる序盤となった。しかし、打線好調のUSEは2回以降も連打で得点を重ね10-4で勝利。谷本は4四球と不安を感じさせる内容となったが、今季初勝利を挙げた。
JBS 吉田1点を守りきる好投
SCSK湯澤、JBS吉田(圭)の両先発が好投を続け、4回までは0行進。息を呑む投手戦となった。ゲームが動いたのは5回。JBS間中がセンターオーバーの3塁打を放つと、内野ゴロの間に1点を先制。ワンチャンスを物にしたJBSが、今季初勝利を収める。SCSK湯澤も被安打わずか1の好投を見せたが、1打に泣く結果となってしまった。
JECC 西2本塁打!先頭打者が打線を牽引
JECCが初回から順調に点数を重ね、優位にゲームを進めていった。なかでも、1番の西が2本のホームランを放つなど、先頭打者として自慢の打線を牽引する役割を果たした。SRAは、3回に橋本がホームランを放つなどJECC先発の中村を攻め立てたが、2番手谷沢から2回を1安打に抑えられ、逆転とはならなかった。
決め手を欠き痛み分け!今季初の同点試合
FSASは4回、エラーから2点を先制。しかしその裏、FMは酒井、越石の連打から3点を取り逆転した。5回、FSASは盗塁とエラーから再び同点に追いつき、試合は振り出しに戻る。その後はゲームが動かず、6回時間切れで今季初の同点試合となった。FSAS新人の川尻は、5四球を与えながらも6回を投げきる好投。今後の活躍にも期待がかかる。
SOLK 初回から打線爆発!計14得点
SOLKは初回、関根のヒットを皮切りに一挙4得点。開幕戦に続き、自慢の打線が爆発した。最終回にも6点を取り、計14得点。投げては先発の横山、2番手の長瀬が無失点に抑える完封リレーで、14-0の圧勝となった。わずか2安打と、打線が奮わなかったTDIはまさかの連敗。次週こそは初勝利をもぎ取りたいところだろう。
DTS 芝村 圧巻8奪三振!チームを2連勝に導く
DTSは、阿久津が1試合2ホームランと絶好調。チーム全体でも、計6本のホームランを放つなど、打線の好調ぶりが目立った。先発の芝村も、初回の3者連続三振を含む8奪三振と圧巻のピッチングを見せる。投打が噛み合ったDTSは、開幕戦に続き連勝を果たした。一方のESCOはまさかの連敗スタート。次戦以降、打線の奮起に期待がかかる。