先端ＩＴ関連優良企業12社が優勝の栄冠を目指す第27回IPI軟式野球リーグ大会5日目が、7月8日（土）、大井ふ頭中央海浜公園スポーツの森で行われた。両リーグともに、全てのブロック分けが決定。次週より、ブロック内優勝を決める決勝リーグが始まる。

FSAS初回の猛攻で試合を決定づける

初回、FSASは栗原、寺口、神田の3連打を含む5本のヒットで一挙4点を奪い、試合の流れを掴む。4回にも、神田が特大の一発を放つなど4点を追加した。 TDIは2回と5回に1点ずつ奪うものの、初回の大量失点を取り返すことができず、悔しい敗戦となった。

SOLK横山　9奪三振の好投でチームをリーグ2位に導く

初回、ESCOは死球で出たランナーを4番の小堀が返し1点を先制。しかしその裏、SOLKは2本のヒットで効率よく2点を奪い逆転に成功する。2回にも四死球や相手のミスの間に4点を奪い大量リード。投げては先発横山が2失点9奪三振の好投をみせ、2-11で勝利。Aブロック2位での通過を決めた。

DTS得意の継投で2試合連続完封勝利

DTSは初回、四死球で出たランナーを4番の福島がヒットで返し2点を先制すると、その後も得点を重ねる。投手陣は、安達・古堅・仲宗根の3投手による細かい継投でFM打線を無失点に抑える好投。2週連続の完封勝利で、見事Red League首位通過を果たした。惜しくも敗れたFMだが、2勝2敗1分けでBブロック入りが決定。決勝リーグではブロック内優勝を目指す。

USE曽根　被安打1の完封勝利

2回、USEは弦巻と田辺の2本の長打で1点を先制する。その後も両先発が要所を締めるピッチングをみせるなか、5回にUSE杉村がレフトへの特大ホームランを放ち1点を追加。2-0でUSEが5連勝、Blue League首位通過を果たす。USE曽根は被安打わずか１での完封。破れはしたものの、SCSK湯澤も与えたヒットはわずかに4本と王者USEを相手に素晴らしい好投をみせた。

JBS　激しい点の取り合いを制する

JBSは初回、4つの四死球と2本のヒットで3点を先制する。その裏、SRAは2本のヒットですぐさま2点を返す。2回には相手投手が制球に苦しむうちに大量5点を奪い、一気に逆転。しかし3回、SRAは3つのエラーが重なり4失点で再びリードを許すと、その後は打線が奮わず無得点。9-5で無念の敗北となってしまった。

IKI　槙　6失点ながら粘りの投球で完投勝利

両チーム点の取り合いとなった1戦。初回、JECCは死球で出たランナーが返り1点を先制するものの、その裏4つの四死球と3本のヒットを与え大量4失点で逆転を許す。2回にも6つの四死球の間に4点を失うなど、大量リードを許す。IKI先発の槙は、毎回得点を許すも与四死球2と大崩れすることなく、最後まで投げきる粘投をみせた。